地盤について

2017.05.25

こんにちは、岡田です。
今日は朝から雨で嫌な天気ですね・・・
明日はお引き渡しが終わっているお客様のお家の写真撮影があるので雨は止んでほしい
です・・・
さて今日は地盤についてのお話しです。
今は家を建てる際には必ず地盤調査を行うのですが、調査の結果によっては地盤改良
工事を行うことになります。
そうなった場合、何だかしなくても良い工事をしなければいけないという気持ちに
なってしまうと、少しでも予算を抑えたくなるもので、一番安く済む工法を考えて
しまいがちです。
しかし、地盤改良工事を安易に考えては非常に危険です。
従来の柱状改良工事では、地中にセメントを流し込み、地中に杭を作ってきました。
しかし、セメントには六価クロムなどの有害物質が含まれている場合があります。
よってセメント杭を施工することは、結果として地中に産業廃棄物を埋め込むこと
になります。
そのことにより懸念されるのが、土壌汚染や水質汚染。
更には将来的にはその補償の問題なども発生する恐れがあります。
また、将来その土地を手放したり家を解体する際に杭の撤去工事費用の負担などの
リスクも発生します。
そういったリスクを解決する自然石ベースの砕石のみを使用した工事があります。
自然石ベースなので、当然100%自然素材。だから環境への負荷も非常に少なくて済み
ます。
将来的に撤去の必要もありません。
折角地盤改良工事をするのであれば、より環境負荷が少なく、子や孫に負担をかけない
工法を是非選んでほしいと僕は考えます。